競争が苦手なタイプはどう生きたらよいのか
目次 1.世の中には競争がいっぱい 2.世の中に競争が必要な理由 3.競争が嫌になったらどうしたらいいのか 4.まとめ |
1.世の中には競争がいっぱい
こんばんは。優秀な先輩や同期に囲まれて自分に自信が持てないトサカンです。
皆さん、競争はお好きですか?トサカンは嫌いです。
正確には100%近く勝てる競争以外は気持ちがつらくなるので苦手です。
受験期のクラス内でのマウントの取り合い、部活動でのレギュラー争い、会社内での昇給争い、覇権争いなど、世の中にはたくさんの競争がたくさんあり、これらを経験せずに一人で生活できるようになることは不可能に近いです。
2.世の中に競争が必要な理由
ではなぜ、世の中にはこんなにも競争があるのでしょうか。
「競争 必要性」でググってみると、予想よりたくさんの記事で議論がなされてました。
調べた結果は基本的に一つの理由に行きつくなと感じたので、その結果を以下に記載します。
■競争が必要な理由
それはずばり 生きるため です。
スケールがかなり大きいですね(笑)。
こちらには、ほとんどの社会人が属することになる「企業」が存在し続けるため(雇用を守り続けるため)には同業他社に出し抜かれてはいけないという事情が背景としてあります。
当たり前かもしれませんが、企業は常に新しい価値を消費者に届けることをミッションとして掲げています。他の企業が自社のミッション実現に一歩近づいたなら、同業他社も同様に自社のミッション実現に近づけなければ顧客を奪われてしまいますよね。なので、企業は他の企業に負けないように常に競争をするのです。
その企業の中で働くのはわれわれ人間です。大多数の人は市場の中で競争をしている企業に就職します。その企業で役に立つ人ほど企業は対価として高い報酬を払うので、当然従業員同士も競争をします。つまり長い人は社会人として40年以上競争の中で生きていく必要があるのです。
この競争に耐え抜くため(出来るだけ勝つ。そして負けても頑張り続けられる人間になるため)にも、小中学校の頃から子供はあらゆることで競争を経験し、競争で勝てる、負けても競争を辞めずに頑張り続ける訓練をする必要があるのです。
3.競争が嫌になったらどうしたらいいのか
大多数の人にとって競争が必要であるという結論に至りましたが、正直競争が嫌な方もいますよね。(トサカンもその1人です。)
どうせ勝てないと思っていても競争の場に立たされる恐怖とやるせなさを感じながら生きるのはつらいの一言では収まり切らないほどのストレスを人間に与えます。
小学校や中学校で早くも周囲に劣等感を感じてしまう仕組みが、今の日本教育にはあります。競争に勝たないと生活もままならない給与体系が今の日本企業にはあり、これに追い打ちをかける税制度がこの国にはあります。
「いつでも競争から逃げてもいいんだよ」なんて言ってもらえたらどんだけ楽だったか…
残念ながら今の日本では、競争から逃げることは不可能に近いでしょう。
ただ、競争の中にも人によって得意な競争、苦手な競争があるかもしれないということを皆さんはご存じでしょうか。
以下は「ポーターの基本戦略」と呼ばれるものです。
■ポーターの基本戦略
- コストリーダーシップ戦略(ライバルより低価格・低コストで提供する戦略)
- 差別化戦略(独自のポジショ二ングをとる戦略)
- 集中戦略(上記のどちらかを狭いターゲットに対してのみ用いてリソースを集中させる戦略)
「ポーターの基本戦略」はアメリカのハーバード大学経営大学院教授マイケル・ポーターが、著書「競争の戦略」で、企業がライバル企業との生存競争に勝ち、競争優位性を確保し続けるための戦略として提唱したフレームワークです。
上記3つの戦略から1つだけ選んで展開していくのが一般的で、各企業は自社の環境、組織の状態に合わせて最適な戦略を選びます。
ここまで読んで、「なんだ、これ人ではなく企業の戦略じゃん。」と思った方。ごもっともです。でも、トサカン的には、同じような戦略が企業ではなく人にもあるのではと思うのです。
例えばですが、こんな感じです。
■トサカンの基本戦略(ひとの競争においての戦略)
- すでにあるフィールドでNo.1を目指す戦略(すでにあるフィールドで上手くできるか、成果が出るかを争う)
- 誰もやっていないことで独自に価値を創造する戦略。(新たにフィールドを作る)
- 一部の人にしか理解、感謝をされないけど、確かに誰かの役に立つことで代えの利かない存在になる戦略(フィールドの中のニッチを攻める)
これらは、ただのトサカンの過去の生き方についての考え方で作った戦略です。
トサカンの過去を分析すると、以下に区別できました。
- 勉強もスポーツもかなりデキる奴だった小学生時代
- 一変して勉強もスポーツも平凡であることを悟り、「いじられキャラ」という独自のポジションを確立した中学高校時代
- 自身のつらい日々を題材にブログを書き、同じような境遇の方に寄り添うことで自身のポジションを確立しようとしている現在
それぞれ、使った戦略は全く異なり、順位に縛られなくても良い生き方が出来るようになるべく戦略をシフトさせています。(民間企業の営業職である現在は、売り上げ成績順位の評価からは逃れられませんが、売り上げで他の社員に負けても、自身のキャラや専門分野を確立することが出来れば、ストレスもだいぶ減らせるかも知れないです。)
これらの戦略が皆さんにとって正しいとかいうつもりは全くありませんので、皆さんもそれぞれ過去や周囲の方から理想とする生き方を歩むための戦略を考えてみるのもよいのではと思います。
4.まとめ
自分がだいぶ偉そうに生き方の戦略について話していることに気が付きました。
失礼いたしました。
ここまで人には競争が必要な理由と競争が嫌である場合の生き方の戦略立てについてつらつらと書かせていただきました。
正直、日本にいる限りどこでどう生きても競争からは逃れられないのかなとは思います。
ただ、戦略をとることによって、競争の相手も頻度もがらりと変わります。他者から変にライバル意識されることも少なくなれば、その分楽になれる方もいらっしゃるでしょう。(トサカンがそのタイプです)
ちなみにですが、順位がつく競争をして負けた経験はとても大事だと思います。負けて挫折を経験しておくことで、挫折した人の気持ちがわかり、挫折した人の役に立てる可能性が高まります。
なので、まずは順位がつくような競争を経験し、それを経てから自分がどんな戦略を立てて生きていくかを考えるべきなのかなとトサカンは思います。
皆さんが、自分にぴったりの戦略を実行して、競争によるストレスを必要以上に感じずに済むようになってくれたらうれしいです。
トサカンも自身にぴったりの戦略を探していきます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。